プルーフリード

プルーフリードは、主に体裁面を整える機能です
未定義/未使用の定義語、条項ずれの指摘のほか、日付の整合性などファイナル化する際の細かい体裁面の抜け漏れを指摘・修正します

定義語関連(未定義)

「契約内で本来定義すべきであるにもかかわらず、定義されていない用語」を自動で検知し表示します。

検知に誤りがあるものについては、右端の「除外」ボタンを押すと、以後表示がされなくなります。

「別ファイルの定義語への参照を設定する」については、本「参照」の項目で説明

別のファイルに定義された用語を加味しての未定義語の表示

本タブの右下にある「別ファイルの定義語への参照を設定する」をクリックし、本ファイルと関連付けたい別ファイルを選択すると、以後、当該別ファイルの定義語があたかも本ファイルにて定義されているかのように扱われます。

例えば、「本文書の用語は、●●契約に定義される用語と同じ意味を有する」等の他の文書への包括的な定義の参照がある場合に、「別ファイルの定義語への参照を設定する」にて当該他の文書を設定頂くと、当該他のファイルの定義語は本文書にて定義されているものと取り扱われます。

設定方法は、本マニュアルの「別のファイルに定義された用語のポップアップ表示と関連付け」の項目で説明しています。

💡 上記スクリーンショットの例では、「本件受託者」が仮に「ローン契約」という別ファイルに定義されていた場合、当該ローン契約を「別ファイルの定義語への参照を設定する」にて設定頂くと、以後「本件受託者」は未定義ではないものとして取り扱われます。

定義語関連(未使用)

契約内に定義がされているにもかかわらず、定義語が使用されていないもの」を自動で検知し表示します。

検知に誤りがあるものについては、右端の「除外」ボタンを押すと、以後表示がされなくなります。

条項関連(条項番号の不連続の指摘 )

第2項の後に第4項が存在する場合など、条項番号に不連続がある場合に、「条項番号」というタブ内に不連続がある旨が指摘されます。
また、本文中にも、赤色のアンダーラインにて当該不連続部分が指摘されます。

💡 一見して不連続ではないのに上記表示がされる場合、当該条項の直前の条項の形式が不整合であったりと(例:他箇所では条項番号に半角の数字が使われているのに、直前の条項のみ全角の数字が使われている等)、その赤線の直前部分に何らかの形式面の誤りがある可能性があります。

条項関連(参照先の不存在の指摘)

「契約内に条項の参照があるが、実際には参照先が存在しないもの」を自動で検知し表示します。

検知に誤りがあるものについては、右端の「除外」ボタンを押すと、以後表示がされなくなります。

ファイナル化

「ファイナル化」タブでは、文書内に存在するブラケット付き部分、●部分、日付、金額、会社名などを一覧で表示します。

最終チェックの際の抜け漏れ確認の際などにご活用ください。  

フォーマット(フォントサイズ・フォントスタイルの不統一調整)

設定された基準フォントと不整合のフォントサイズまたはフォントスタイルの字句を自動で検知し表示します。
「一括修正」をクリックすると、チェックボックス内にチェックが入ったものについて、設定された基準フォントに自動で修正します。

💡 修正された点は、Ctrlキー+Zキーを押すと修正前の状態に戻せます。

右下の「基準設定」ボタンをクリックすると、以下の画面が表示され、修正の基準とするフォントサイズ・フォントスタイルを変更することができます。

無効な日付にエラー指摘します

存在しない日付に対してエラーを指摘します。例えば、2月30日など暦上に存在しない日付を入力した場合、赤線ハイライトが入り、クリックするとポップアップでの指摘が確認できます。プルーフリードの「ファイナル化」>日付・数値のエラーとしても確認することができます。

・なお、スラッシュ表記、文字表記いずれでも指摘します。

↓プルーフリードからも確認できます